
・ブログの記事タイトルの付け方が分からない
・タイトルを決めるときのコツを教えて
今回はこのような疑問を解決します。
最初は記事を書き始めようにも、タイトルをどう付けたらいいかわからないですよね。
この記事ではブログの記事タイトルをどう付けたらいいか、初心者の方でもわかりやすく解説しました。
記事タイトルは、付け方さえわかればアクセスを何倍にも増やすことができます。
読まれる記事を書く為にも、絶対にマスターしましょう。
タイトルを決める時に注意する3ポイント
タイトル=記事の内容
タイトルは、記事の内容がわかるようにしてください。
タイトルと記事内容が合ってないものだと、読者は求めていた内容と違うため離脱してしまいます。
実際にこの記事のタイトルを確認してみましょう。
10分で分かる!ブログ記事タイトルの付け方【キーワードを意識する】
このようなタイトルで30分かけないと読み切れないような記事なら信頼を失いますし、キーワードに関する内容が無くても信頼を失います。
ですので、この記事は10分で読み切れる範囲に作り、キーワードについても詳しく解説しています。
しっかりとタイトルと記事内容はリンクするようにしましょう。
タイトルにキーワードを入れる
ブログの記事タイトルには、必ず特定のキーワードを入れてください。
ここでいう特定のキーワードとは、検索されるワードのことです。
実際に以下のタイトルを比べてみましょう。
①私の地元でめっちゃ良いラーメン屋をいくつか教えます!
②愛知県でおすすめのラーメン屋10選を紹介
どちらも自分がすすめたい愛知県のラーメン屋を紹介するタイトルです。
①はまったくダメなタイトルで、②は良いタイトルなのが分かりますか?
例えば、実際に愛知県にいる人がお腹を空かせていて、ラーメンを食べたいと思っているとしましょう。その人はスマホで検索して美味しいラーメン屋を探します。
そんな状況で、①のような「私の地元」や「めっちゃ良い」などの、検索する時に誰も使わないワードでは、検索に引っかかりませんよね。
しかし、②であれば実際にそのような状況にある人が「愛知県 ラーメン おすすめ」などと検索するケースを予想しているので、検索に引っかかります。
このように、検索されるワードを入れてるか入れてないかで、読まれるか読まれないか命運を決めてしまいます。
現実、ブログを始めたばかりの初心者で意識できてない人は非常に多いです。
ですので、タイトルには必ず検索されるキーワードを意識して付けましょう。
タイトルは32文字以内にする
タイトルは32文字以内にまとめてください。
理由は、検索画面で表示される文字数は32文字とされているからです。
つまり、32文字を超えた分は表示されませんし、大事な部分が隠れてしまい逆にマイナスになる可能性もあります。
マイナスになる可能性を例文で説明しますね。
【英検1級持ちが教える!】初心者におすすめの英語勉強に最適な書籍ランキング
このタイトルの場合37文字もあり、ランキングの部分が隠れます。
もしも「英語 書籍 ランキング」で検索をした人がいた場合
【英検1級持ちが教える!】初心者におすすめの英語の勉強に最適な書…
このように表示されてしまいます。
ランキング記事が見たい人は大事な部分が隠れている為に、自分にとって必要な記事ではないと判断してしまい、記事をみようとしなくなってしまいます。
ですので、タイトルは32文字以内におさめるか、もし超える場合でも最低限見てほしいキーワード部分は32文字以内にまとめましょう。
タイトルに付けるキーワードの決め方
タイトルに入れるキーワードは自分で考えて決める必要はありません。
想定したターゲットがどういうワードを使って検索するかを、いちいち全部自分で考えてたら予想を外す可能性もありますし、非効率です。
どういうジャンルで攻めるか決まったら、タイトルのキーワード決めには、「ラッコキーワード」という無料ツールを使いましょう。
非常に便利なツールで、ほとんどのブロガーが使用しています。
ラッコキーワードを使ったタイトルの決め方
ここではラッコキーワードの簡単な使い方と、これを使ったタイトルを付ける方法をお教えします。
ラッコキーワードのトップページに移動してください。

今回は試しに「脱毛」で検索してみます。
赤枠内に脱毛と入力してみましょう。

左に少し飛び出している赤枠内ワードが脱毛関連でよく使用されるメインワードです。
「脱毛器」「脱毛」以外にも、下にスクロールしたら「脱毛クリーム」「脱毛ラボ」「脱毛サロン」などのワードも出てきます。

この赤枠内ワードはメインワードに続けてよく使用されるサブワードが出てきます。
「脱毛器」のワードなら「ケノン」という具体的な商品や「口コミ」や「効果」といった実際の使用感を消費者の方は気にしてるのがわかりますね。

下にスクロールすると、全体でよく検索されるワードだけではなく、あ行~わ行別によく使用されるワードも検索することができます。さらに細かく検索者の悩みを知りたい時に便利です。

それでは実際にラッコキーワードを使ってタイトル付けをしてみましょう。一覧の中から「脱毛器 口コミ」というワードでタイトルを決めます。
ただ、この二つのワードだけではどういう脱毛器の口コミを書けばいいか、範囲が広すぎて書くことをしぼれないですよね。ですので、ワード追加のアイコンをクリックしてみましょう。

「脱毛器 口コミ」にさらにワードが追加されました。
検索者が何を求めているが具体的になって、記事に書く内容も的を絞りやすくなりましたね。

それでは、「脱毛器 口コミ 安い」というワードでタイトルを作ろうと思います。これらのワードからは、おそらく安い脱毛器を探していて、口コミがある記事を求めているのは予想できますね。ただ、あくまで予想なので実際は違うことを検索者は求めているのかもしれません。
そういう時は、赤枠の斜め右上に向いている矢印をクリックすることで「脱毛器 口コミ 安い」で検索した結果を出し、検索の意図をさらに深く調べることができます。

赤枠内のサイトを参考にすれば、検索者がどういう意図で「脱毛器 口コミ 安い」で検索しているかを知ることができます。何故なら「検索上位=よく読まれている」からですね。
パッと見た感じ検索上位サイトのタイトルには「脱毛器 安い」のワードだけが使われていて、「口コミ」に関しては記事内で使われています。また、これらのワード以外にも「コスパ」「おすすめ」「人気」「ランキング」などのワードも入っていますね。
つまり「脱毛器 口コミ 安い」のワードには単純に「安い脱毛器が欲しい、口コミ付きが良い」という欲求以上に「安くてコスパの良い脱毛器が欲しい。自分では決められないからランキング化などをしておすすめを教えてほしい」という気持ちがあると推測できます。
最後にタイトルを決める
ここでやっとタイトルを決めましょう。
検索意図などを調べた結果から、使うワードは「脱毛器 口コミ 安い コスパ おすすめ 人気 ランキング」でやってみますね。これだけあれば一つの文章を作るのは簡単です。他の上位検索と被らないようにしましょう。
・【コスパ最強】安い脱毛器で口コミ高評価のおすすめ人気ランキング10選
こんな感じでタイトルが決まりました。
キーワードがしっかり入っていて、他とも被らず、違和感もない文章ですね。
以上がラッコキーワードを利用した、タイトルの付け方の簡単な流れです。
タイトルを付ける際にここをしっかり意識していれば、少なくとも検索されないという状況は防ぐことができます。
タイトルを付ける時の3つのテクニック
顕在ニーズと潜在ニーズを意識する
タイトルを付ける時には、顕在ニーズと潜在ニーズを意識してキーワードを選びましょう。
それぞれについて解説します。
顕在ニーズとは、これが必要だ!と明確に欲しているものです。
例えば「携帯のモバイルバッテリーが欲しい!」「空気が乾燥しているから加湿器が欲しい!」などの場合、モバイルバッテリーが欲しい、加湿器が欲しいなど、ニーズが明確になっていますよね。
潜在ニーズとは、こんなのがあったらいいな!と意識の奥で欲しているものです。
例えば「外出が多くて携帯の充電がすぐ切れる」「部屋にいる時、特に冬場は喉が痛くなる」などの場合は、欲しいものが明確ではありませんが、モバイルバッテリーや加湿器の存在を知れば買いたいなとなるでしょう。
このように人のニーズは、大きく分けて顕在ニーズと潜在ニーズに分かれてますが、実は検索するためのキーワードもこの2つのニーズに分かれています。
キーワードが顕在ニーズと潜在ニーズで分かれているってどういうこと?という人の為に、一応補足します。
以下の2つの検索ワードを見てください。
①「加湿器 おすすめ 安い」
②「喉が痛い 冬 エアコン」
①が顕在ニーズを意識したワードです。
このワードで検索するような人は、加湿器が欲しい!と明確ですよね。
「安くて高性能な加湿器おすすめ人気ランキング10選」などの記事を見てもらえれば買って貰える可能性は高いでしょう。
②は潜在ニーズを意識したワードです。
このワードで検索する人は、どうしたらいいんだろうと悩んでいて、悩みの解決策を欲しています。
「冬に喉が痛いのはエアコンの付けすぎが原因!?対処方法を3つ紹介」などの記事があり、記事内で加湿器の存在を知らせてあげれば買おうかなと思う可能性は高いでしょう。

潜在ニーズがあるのは分かったけど、少し回りくどくない?
商品を買って貰うなら、顕在ニーズだけでいいような。

確かにそうなんだけど、顕在ニーズだけじゃダメな理由があるんだ。
顕在ニーズのワードを使ったタイトルの記事だけではダメな理由があります。
それは、記事が見てもらえないということです。
「(商品名) おすすめ 人気 ランキング」といった顕在ニーズ意識のワードは収益に繋がりやすい為、企業系のサイトが上位の検索を独占しています。
これらの記事をいくつ書いても商品を買って貰うのは、かなり難しいです。
そんな時に活躍するのが、潜在ニーズのワードを使ったタイトルの記事!
回りくどく商品に導くような記事は、企業系のサイトが書いていることは少なく、唯一個人ブロガーが付け込める隙でもあるんですね。
ですので、個人が勝負するとしたらこの潜在ワードを使用して、人の悩みを解決しながら商品に誘導するということが必要になります。
タイトルに具体的な数字を入れる
タイトルに数字を入れることで、読まれる率が高くなるというデータが実際に出ています。
数字というと具体的にどういうのを入れればいい?という方に向けて、例を載せておきます。
・10分で分かる!プログラミングの基礎知識
・簡単に痩せれるダイエット方法5選!
・デザイナーを目指す方法を3ステップで紹介
・月に3万稼げる!おすすめの副業を3つ紹介
・月収50万稼ぐ私が教えるフリーランスの目指し方
以上がよくあるタイプの例です。
数字は思いつく限りどういったものでもいいので、タイトルに入れてみてください。
たったそれだけで、読まれる確率が上がるのであれば入れない手はありませんよね。
実際に上位検索に表示されるサイトのタイトルも、そのほとんどに数字が入っています。
最初に興味を引くワードを入れる
最初に興味の引くワードを入れて、引き付けましょう。
以下に例を載せておきます。
【初心者向け】プログラミングの基礎知識を解説
【超簡単】美味しいガーリックライスの作り方
【永久保存版】ノートパソコンおすすめを徹底比較
【2021年最新】人気アニメおすすめランキング10選
このように最初に興味を引くワードを付けることで記事が見てもらいやすくなります。
入れるワードの例を80個以上まとめた記事もあるので、何を入れたらいいかわからない人は参考にしてみてください。

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